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訪問看護ステーションの安全運行のために:アルコールチェッカーの寿命と適切な管理方法

ごきげんさまです。坪田康佑(Twitter)(Threads)です。

訪問看護ステーションの皆様、日々の業務お疲れ様です。訪問看護において、安全な移動手段の確保は非常に重要です。そのために欠かせないのが、アルコールチェッカーによる運行前の確認。しかし、そのアルコールチェッカー、正しく管理できていますか?

以前、私の個人ブログでも取り上げましたが、アルコールチェッカーには寿命があり、それを過ぎると正確な測定ができなくなる可能性があるということを、意外と知られていないのが現状です。  

そこで今回は、訪問看護ステーションの安全な運行管理のために、アルコールチェッカーの寿命と適切な管理方法について解説します。

アルコールチェッカーの寿命に影響する要因

アルコールチェッカーの寿命は、一般的に1年~1年半程度と言われていますが、以下の要因によって短くなることがあります。

  • 使用頻度: 定められた上限回数以上の測定を行うと、センサーが劣化し寿命を迎えてしまいます。
  • 保管環境: 高温・多湿の場所や、強い匂い、タバコの煙が充満するような場所での保管は、センサーの劣化を早める原因となります。
  • メンテナンス: 定期的な洗浄を行うことで、部品の摩耗を防ぎ、寿命を延ばすことができます。

アルコールチェッカーの寿命の目安

アルコールチェッカーの寿命は、製品の種類によって異なります。一般家庭用向けアルコール検知器の平均寿命は1年、もしくは使用回数500~5,000回ほどが目安です。  

必ず、製品の取扱説明書を確認し、使用回数や交換時期の目安を把握しておきましょう。

アルコールチェッカーの寿命を迎えた場合の対処法

寿命を迎えたアルコールチェッカーを使い続けると、誤った測定結果が出る可能性があり、法令違反にも繋がりかねません。  

安全な運行管理のためにも、以下の点に注意し、アルコールチェッカーを適切に管理しましょう。

  • 取扱説明書に従って正しく使用する
  • 定期的にメンテナンスを行う
  • 異常を感じたら使用を中止し、メーカーに問い合わせる

まとめ

アルコールチェッカーは、訪問看護ステーションにとって、日々の安全運転管理に欠かせない重要な機器です。 寿命を正しく理解し、適切に管理することで、安全な運行管理を徹底しましょう。

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