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【現場の声】訪問看護の新たな役割と情報発信の重要性

訪問看護支援協会の広報部長を務める坪田康佑です。

先日開催した未来志向の訪問看護に関する勉強会では、講演後、参加者の皆様と活発な情報交換を行うことができました。

その中で、地方のへき地における訪問看護の現状について、非常に考えさせられるお話を伺いました。

ある地域では、訪問入浴サービスが撤退してしまったため、訪問看護ステーションがその役割を担わざるを得ない状況になっているそうです。訪問看護師の皆様が、看護の専門性を発揮しながらも、入浴という生活支援まで提供しているというお話は、看護のオールマイティーさと汎用性を改めて感じさせるものでした。

しかし、同時に、私が以前経営していた訪問看護ステーションでも、同様の課題に直面していたことを思い出しました。

へき地だけでなく、都市部においても、地域によっては同様の状況があるのではないかと考えられます。

このような現状を踏まえると、各訪問看護ステーションが試行錯誤しながら行っている様々な取り組みを、しっかりと情報を収集し、全国に発信していくことの重要性を強く感じます。

訪問看護支援協会として、このような情報を集約し、発信する新たな役割を担う必要があるのではないでしょうか。

そのためにも、先日開設したメールマガジンを、単なる情報伝達ツールとしてではなく、訪問看護の現場で起きている様々な課題や取り組みを共有し、議論を深めるためのメディアとして、その機能を強化していく必要があると考えています。

今後とも、訪問看護の発展に貢献できるよう、様々な活動に取り組んでまいります。

メールマガジンの登録も、ぜひよろしくお願いいたします。

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