訪問看護支援協会の広報部長を務めております、坪田康佑です。
この度、在宅ケア実践ガイドラインが改定されましたので、お知らせいたします。
一般販売は5/23となります。
このガイドラインは、2022年に発刊された「在宅ケア実践ガイドライン2022」の改訂版です。
在宅ケア学会のステートメントにもとづいて結成された、ガイドライン作成委員会のもと、在宅ケア現場の課題であるClinical Questionを10個取りあげ、各々についてシステマティックレビューとメタアナリシスをすすめ、結果に基づいて、10領域に関する科学的根拠とバイアスのリスクを評価し、現時点で最善と考えられる推奨をまとめてられています。
改訂には3年の月日を要しましたが、延べ50名の学会員によるレビューチームの粘り強いご尽力でレビューを完了されたとのことです。そして、推奨文案は理事会パネルにおいて協議し、投票によって最終決定したとのことです。
このプロセスには、市民委員によるレビュー、および会員によるパブリックコメントを経て、完成に至りました。
ガイドラインを実際に現場のケアに取り入れるまでには、長い年月がかかるという報告がありますが、このガイドラインは、在宅ケアの実践現場で活用していただくことを念頭に、レビューのプロセスや推奨文は極力平易な用語で説明するように努められているとのことです。
一般社団法人訪問看護支援協会 広報部長 坪田康佑