ごきげんさまです。広報部長の坪田康佑です。今回は、訪問看護業界における直近の大きな動きについてお伝えしたいと思います。
4月1日、訪問看護カルテ「看護のアイちゃん」を提供しているセントワークス社が、インターネットインフィニティ社傘下に入りました。インターネットインフィニティ社は、リハビリ型通所介護「レコードブック」を展開しており、今回の買収によって、訪問看護分野への事業拡大を図るものと考えられます。

セントワークス社は、介護事業者向け経営サポートシステム等、ヘルスケア分野に特化した現場サポートシステムを開発・販売しており、訪問看護の現場においては、電子カルテ「看護のアイちゃん」が広く利用されています。今回の動きは、訪問看護電子カルテ会社の大きな動きとして、業界内外から注目を集めています。
この買収により、インターネットインフィニティ社は、セントケア・ホールディングからセントワークスの全株式を取得し、子会社化しました。インターネットインフィニティ社は、セントワークスのプロダクトを同社DXソリューション事業の中核として位置付けることで、早期の事業化および収益化を期待しているとのことです。
私たち一般社団法人訪問看護支援協会は、新しい環境下でのセントワークス社とインターネットインフィニティ社の更なる成長、そして訪問看護業界全体の発展に、大いに期待しています。
今回の事例のように、訪問看護業界は、IT化の進展や異業種からの参入など、常に変化し続けています。当協会では、このような業界に関する重要な情報や動向を、今後も積極的に発信していくことで、訪問看護に携わる皆様の活動を支援してまいります。
関係者の皆様におかれましては、今後の情報発信にご注目いただくとともに、引き続き当協会の活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。
広報部長 坪田康佑
一般社団法人日本男性看護師会 代表理事