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地域を繋ぐバトン:訪問看護の未来を拓く事業承継とM&A補助金

ごきげんさまです。広報部長の坪田康佑(@cango_shi)です。

訪問看護支援協会では、地域の訪問看護の持続可能な未来のために、事業承継に関するご相談を承っております。高齢化が進む現代において、事業承継は避けて通れない重要な課題です。今回は、その事業承継を後押しする心強い支援策、事業承継・M&A補助金についてご紹介します。

令和6年度補正予算において、この補助金の内容が大幅に拡充されました。予算成立は2024年12月17日、そして事務局の公募募集が1月末まで行われ、2月にその概要が公開されたばかりです。まだ具体的な申請は開始されていませんが、この機会にその内容を把握し、来るべき時に備えていただければ幸いです。

進化する事業承継・M&A補助金:注目のポイント

今回の改正で、補助金の申請枠は従来の3つから4つに再編されました。

  1. 事業承継促進枠
  2. 専門家活用枠
  3. PMI推進枠(新設)
  4. 廃業・再チャレンジ枠

特に注目すべきは、新たに設けられた「PMI推進枠」と、補助上限額の大幅な引き上げです。

M&A後の成長を強力にサポート!「PMI推進枠」とは

「PMI」とは、Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略で、M&A後の経営統合プロセスを指します。このPMI推進枠は、M&A後の組織文化の融合や業務プロセスの最適化など、円滑な統合に必要な費用を補助するものです。

PMI推進枠には、以下の2つの類型があります。

  • PMI専門家活用類型
    • 補助上限額:150万円
    • 補助率:1/2
  • 事業統合投資類型
    • 補助上限額:800万〜1000万円(一定の賃上げを実施する場合、上限1000万円)
    • 補助率:1/2(小規模事業者の場合2/3)

対象となる費用は、設備費、外注費、委託費など、M&A後のスムーズな経営統合に不可欠なものが含まれます。例えば、システムの統合、業務効率化のためのコンサルティング、専門家へのPMI戦略立案などが対象となり得ます。

補助上限額の大幅アップ!専門家活用枠

M&Aによる経営資源の引き継ぎを支援する「専門家活用枠」も、補助上限額が大幅に引き上げられました。条件を満たせば、最大2,000万円の補助を受けることが可能です。これは、M&Aを検討する上で大きな後押しとなるでしょう。

今後の展望と準備

事業承継・M&Aは、訪問看護ステーションの存続と発展、そして地域への貢献を考える上で重要な選択肢の一つです。今回の補助金拡充は、そのハードルを下げる大きなチャンスと言えるでしょう。

まだ申請開始には至っていませんが、関心のある方は、中小企業庁のホームページなどで今後の情報を注視し、早めの準備を始めることをお勧めします。

私たち訪問看護支援協会は、今後もこのような有益な情報を皆様にお届けするとともに、事業承継に関するご相談にも引き続き対応してまいります。地域の訪問看護の未来のために、共に歩んでいきましょう。

参考:中小企業庁|「事業承継・M&A補助金」

一般社団法人訪問看護支援協会 広報部長 坪田康佑 Twitter:https://x.com/cango_shi YouTube:https://www.youtube.com/@koxosuke BLOG:https://cango.blog/ 一般社団法人日本男性看護師会 理事 https://nursemen.net/

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