【最新ニュース&お知らせ】「これ、医行為?」に国が回答|これからの訪問看護の現場判断について

現場の判断に迷いが生じやすい「医行為の線引き」、後を絶たない高齢者虐待の問題、夜間対応や人手不足への備え、そしてDXの進め方――。

訪問看護を取り巻く環境は、日々少しずつ、しかし確実に変化しています。

今回の記事では、厚生労働省から示された最新の通知や調査結果をもとに、現場と経営の両面で「今、押さえておきたいポイント」を分かりやすくまとめました。

「うちは大丈夫だろうか」「何から手をつければいいのか分からない」
そんな不安を抱える方こそ、ぜひ一度目を通していただきたいです。

 

\2026年1/12(月)新春セミナー「ホスピス問題について考える」開催のお知らせ/

※アーカイブでの視聴も可能です

昨今、施設ホスピスをめぐる不正請求や囲い込み問題が相次ぎ、業界全体への信頼が大きく揺らいでいます。

「自分たちは大丈夫だろうか」「これから何に気をつけるべきか」と、不安を感じている方も少なくありません。

今回のセミナーでは
・不正が生まれる構造と、押さえておくべき制度のポイント
・これからの時代に求められる「ホワイトホスピス」の考え方
・コンプライアンスとケアの質を両立させるための実践的なヒント
など、現場と経営の両面で役立つ内容を分かりやすくお伝えします。

ゲスト講師として溝口先生をお招きします。
ぜひご参加ください。
▶申込みはこちら:https://peatix.com/event/4789737

 

「これ、医行為?」に新回答 ─ グレーゾーンを減らして、安心して任せられる体制へ

厚生労働省の最新通知により、これまで判断に迷いがちだった行為について、整理が示されました。

たとえば、
・お薬カレンダーへのセット
・服薬直前のPTPシートの取り出し
・湿布の貼付
・外れた蓄尿バッグの再接続

これらは原則として「医行為ではない」と位置づけられています。

「どこまでを現場で担い、どこから医師・看護師につなぐのか」。
その線引きが明確になることで、スタッフも管理者も、より安心して判断できるようになります。

この機会に、マニュアルや研修へ落とし込み、迷いの少ない、働きやすい体制づくりを進めていきましょう。
判断に迷うことがあれば、いつでもご相談ください。

▶詳細はこちら:https://x.com/cango_shi/status/2008757276849696987

 

高齢者虐待はなぜ起きるのか。鍵は“仕組み”でした

厚生労働省が公表した最新の調査から、高齢者虐待や不適切な身体拘束が、いまも増加傾向にあることが明らかになりました。

 その要因として挙げられているのが、「人手不足」「教育体制の不足」「組織としての仕組みの弱さ」です。

多くの場合、問題の背景にあるのは“個人の資質”ではなく、守るための土台が十分に整っていないこと。

 虐待防止委員会の設置や指針の整備、定期的な研修は、利用者さんを守るだけでなく、スタッフや管理者が孤立しないための支えにもなります。

一対一の判断が求められる場面が多い訪問看護だからこそ、迷ったときに立ち返れる基準や、チームで振り返る場があるかどうかで、現場の雰囲気やリスクは大きく変わってきます。

▶詳細はこちら:https://files.jvnf.or.jp/files/user/assets/news/2025/251226rouken-tuchi1.pdf

 

「訪問看護で点滴の備蓄が可能に」─ 利用者の“待ち時間”を短くする一歩

夜間や休日の急な状態変化に備え、一定の要件を満たすことで、訪問看護ステーションに輸液(開始液・脱水補水液)を事前に配置できるルールが新たに定められました。

現場対応がスムーズになり、利用者さんやご家族の安心にもつながる、大きな前進です。

一方で、「薬剤師との連携は?」「在庫はどこまで持てばいい?」といった、新たな悩みが生まれるのも自然なことです。

協会では、備蓄でやっていいこと/注意が必要なこと、薬剤師との協議ポイントなどを整理し、経営判断のご相談にも対応しています。

本ルールは令和8年3月1日から適用されます。
準備を進めるうえで、不安があれば一緒に確認していきましょう。


▶詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/content/001623283.pdf

 

訪問看護ステーション向け「DX・ICT推進サポートブック」が公開されました

DXやICTの必要性は感じているものの、「何から始めればいいのか分からない」「現場にどう落とし込めばいいのか悩んでいる」そんな声をよく耳にします。

今回公開された「訪問看護ステーションのDX・ICT推進サポートブック」は、そうした現場の迷いや不安を前提にまとめられた一冊です。

簡単な診断チャートを使って自ステーションの現状を整理し、今の段階に合った“無理のない第一歩”を示してくれます。

記録業務や情報共有、安全管理など、日々の業務の中で負担を感じやすいポイントを一緒に見直せる構成も特徴です。

「スタッフへの説明に自信がない」
「反発が出るのではと心配で進められない」

そんなときこそ、まずはチームでこのサポートブックを共有し、話し合うところから始めてみませんか?

▶閲覧・ダウンロードはこちら:https://www.zenhokan.or.jp/dxict/

 

\2026年1/24(土)東京都カスハラ対策セミナーのお知らせ/

※アーカイブでの視聴も可能です

自民党在宅医療推進議員連盟の総会では、「在宅医療提供者の安全確保」が大きなテーマとして取り上げられるなど、医師の約4割が暴力被害を経験しているというデータも示され、訪問看護にとっても決して他人事ではありません。

協会では、
・カスハラ対策セミナー
・現場で使える対応マニュアルづくり
・実際の事例をもとにした対処法の共有
など、「現場で役立つ」対策を一緒に考える場を用意しています。

一流の講師陣が揃うこの貴重な機会を逃さずご参加ください!
▶申込みはこちら:https://tokyo0124.peatix.com/

新しい年のスタートを迎え、何かと忙しい日々が続いていることと思います。

どうかご自身の体調にも目を向けながら、無理のないペースでお過ごしください。

私たちは今年も、経営者と現場に寄り添う伴走者として、必要な情報と支えをお届けしていきます。

 

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