──補正予算・学会・ハラスメント・連携課題を一気に整理──
物価高、人材の確保、突然の連携先の変化、そしてスタッフを守るためのハラスメント対策――。
毎日の判断が重く感じられるほど、訪問看護の経営環境はこれまで以上に速く、複雑に動いていますよね。
「正しい判断をしたいのに、情報が追いつかない」「一つひとつは大事なのに、全部を追いきれない」
そんな声を、本当にたくさんの経営者の方からいただきます。
そこで今回の記事では、補正予算での“22.8万円支援”、学会で浮かび上がった現場の課題、尊厳をテーマにした最新研究、ハラスメント対策の国の動き、そしてホスピス型住宅に関する重要な調査結果まで──
“今知っておくべき情報”を一つにギュッとまとめました。
日々の迷いを少しでも軽くし、次の一歩を考える参考になれば幸いです。
どうか、ひと息つきながら読んでみてくださいね。
【ニュース】令和7年度補正予算で、訪問看護事業者に22.8万円の支援予定!

「物価も人件費も上がるのに、収入は簡単には増えない」――。
そんな不安を少し軽くしてくれそうなニュースが届きました。
令和7年度の補正予算で、訪問看護ステーションに1事業所あたり22.8万円の支援が予定されています。
金額だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、この支援金は
・賃上げのきっかけ
・スタッフボーナスの上乗せ
・研修費やハラスメント対策への投資
など、“未来への安心”づくりの役立ちます。
こうした一時的な支援金を、人材定着の戦略としてどう活かすか。
迷う方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。
▶詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/dl/25hosei_20251128_01.pdf
【報告】第15回在宅看護学会終了!歴代新記録1022名が参加しました
第15回在宅看護学会の参加者は、過去最多の1022名。
「もっと現場をよくしたい」「一人で悩まず仲間とつながりたい」――そんな想いが強く感じられました。
理事の坪田が、ランチョンセミナー座長、オンデマンドセミナー2本を担当。現場のリアルと課題解決の工夫を発信させていただきました。
一方で、展示ブースには電子カルテが1社のみで、e-ラーニング会社の出展ゼロという状況から、 “ツールはあるのに、現場の手応えとまだ距離がある” という課題も浮かび上がりました。
だからこそ協会は、「導入して終わり」ではなく「使いこなせるまで伴走」 を大切にし、これからも活動を続けて参りたいと思っております。

さらに、このセミナーは12月19日までオンデマンド配信も行っております。
当日参加できなかった方、気になる方はぜひご視聴ください。
▶セミナー・オンデマンド配信についての詳細はこちら:https://janhc15th.site-s.jp/
【予告】今週末、第45回日本看護科学学会が行われます!

2025年12月6日(土)・7日(日)、第45回日本看護科学学会が新潟市で開催されます。
今回のテーマは「看護科学と尊厳」。
看護の現場・患者・利用者の「尊厳」をあらためて問い直し、科学としての看護を探求する場です。
今回注目したいポイントはこちら:
・ケアの質、意思決定支援、地域包括ケアの最新研究
・2040年問題を見据えた“尊厳を守るケア”の実践
・在宅・地域看護のシンポジウムが強化
・DXと看護の両立を考えるプログラムも充実
経営者にとっては、理念・教育・組織づくりのヒントが多い内容です。
当日は現地に加え、オンデマンド配信もあります。
参加しやすい形式ですので、ぜひチェックしてみてください。
▶学会詳細はこちら:https://shinsen-mc.co.jp/jans45/
12月はハラスメント撲滅月。一緒に“守られる職場”を見直しませんか?

厚生労働省老健局が12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定めました。
訪問看護は距離が近いぶん、信頼関係が深まりやすい一方で、 暴言・過度な要求・クレームなどの“カスハラ”も起こりやすい現場です。
「スタッフを守りたい。しかし利用者との関係も壊したくない」と、複雑な思いで苦しむ方も多いのではありませんか?
1月24日には協会主催で「カスハラ対策特別セミナー」を開催予定です。
セミナーでは、現場で必ず役立つカスハラ対策の基本から、終活・エンゼルケアの要点までをまとめて学べます。
組織とスタッフのために、今一度カスハラ対策を見直しませんか?
▶詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66244.html
ホスピス型住宅の調査から見えた「訪問看護の責任」と「安心できる連携先」とは
12月1日、日本在宅医療連合学会からホスピス型住宅と訪問看護・診療の連携実態が公表されました。
ホスピス型住宅が急増する一方で、「役割分担の曖昧さ」「外部ステーションが入りにくい」「医師との連携不足」 などの課題が明確に。
これは経営者にとって、
「どこまでを自分たちの責任とするか」
「どんな相手と連携するのが安全か」
を判断する重要な材料になります。
まずは詳細をチェックしてみてください。
▶詳細はこちら:https://www.jahcm.org/assets/images/pdf/hospice_result.pdf
訪問看護を取り巻く環境は日々大きく変化しています。
その中で、どうかお一人で抱え込まず、いつでも私たち協会にご相談ください。
同じ目線で悩み、考え、そして伴走する“確かな味方”として、これからも情報とつながりをお届けしてまいります。