「DXが必要なのは分かっているけれど、何から手をつければいいのか分からない」
「診療報酬改定やカスハラ対策の情報まで追いきれない」——そんな不安を感じていませんか?
いま国は、訪問看護DXへの予算措置や、診療報酬での評価軸の見直し、現場の安全を守る動きなどを本格化させています。
これらは、業務負担の軽減や職場環境の改善につながるとても重要な変化。
今回の記事では、経営者として“今押さえておきたい国の動き”と、そのポイントを分かりやすくお伝えします。
看護DXに約1.6億円の予算確定!今、備えておきたいことは?

「DXが大事なのはわかるけれど、結局うちにはどんなメリットがあるの?」
そんなモヤモヤを感じていませんか?
令和7年度の厚生労働省補正予算では、訪問看護DXを含む看護DX関連に約1.6億円が計上され、訪問看護ステーション向けの支援も正式に可決されました。
これは国として、「現場の負担を減らすDXを本気で後押ししていく」という明確なメッセージでもあります。
とはいえ「何から手をつければいいのか」「自分たちに合うDXは何なのか」を一人で考えるのはとても大変ですよね。
協会では、
・どこをDX化すると一番ラクになるのか
・どんな事例があるのか
・補助金や加算とどう結びつるか
を一緒に整理する、伴走型のサポートを行っています。
「うちでも一歩踏み出せるかもしれない」
そう感じた方は、ぜひ一度お話を聞かせてください。
▶詳細はこちら:https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/topics/r7hosei.html
▶DX講座について:申込みはこちら
令和8年度の診療報酬の評価軸が「効率化×DX」に
令和8年度診療報酬改定の基本方針では、「効率化」「DX」「在宅医療の質の確保」が大きな柱として掲げられました。
これからは「がんばり」だけでなく「DXを取り入れた仕組みづくり」が評価される時代となり、当協会の看護DX支援の重要性を改めて感じました。
しかし、日々の業務や人材確保に追われる中で、厚労省の資料を読み込む時間はなかなか取れないものです。
だからこそ協会では、「訪問看護の経営者なら、ここだけは押さえておきたい」というポイントをかみ砕き、これからもオンライン勉強会や要点レポートとしてわかりやすくお届けしていきます。
▶詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001607287.pdf
暴力被害40%の現実―カスハラ対策はできていますか?
自民党在宅医療推進議員連盟の総会では、「在宅医療提供者の安全確保」が大きなテーマとして取り上げられました。
医師の約4割が暴力被害を経験しているというデータも示され、訪問看護にとっても決して他人事ではありません。
協会では、
・カスハラ対策セミナー
・現場で使える対応マニュアルづくり
・実際の事例をもとにした対処法の共有
など、「現場で役立つ」対策を一緒に考える場を用意しています。
「そろそろ本気で考えたい」そう思われたときは、どうぞ私たちを頼ってくださいね。
▶東京都の事業者向けはこちら
無料セミナーを1月に開催しますので是非ご参加ください:申込みはこちら

▶その他の地域向けはこちら
カスハラ対策講座:申込みはこちら

男性看護師の離職を防ぐ一歩。保険商品の提供がスタート

訪問看護で活躍する男性看護師向けに、男性看護師会(NURSEMEN)から、仕事中のケガや病気に備える保険商品の提供が始まりました。
事業所として加入を勧める必要はありませんが、「こうした選択肢がある」と伝えること自体が、安心して長く働いてもらうための一つの支援になります。
福利厚生の一環として触れてみるのも良いかもしれません。
▶詳細はこちら:https://nursemen.net/product/
どれも「いずれ考えなければ」と後回しにしがちなテーマですが、実は今、少し視点を持つだけで現場の負担を軽くできる動きがそろっています。
すべてを一度に変える必要はありません。
大切なのは、「知ること」「備えること」、そして必要なときに相談できる相手がいることです。
私たちはこれからも訪問看護の経営者と現場に寄り添いながら、実務に活かせるサポートを行ってまいります。
「うちの場合はどうだろう?」と感じたときは、どうぞお気軽にお声がけください。
地域を支える皆さまが、安心して前を向ける環境づくりを、これからも共に進めていきましょう。